どうもこんにちはジョリビーです。
これまで私は数多くのギャンブル的な投資話を聞いてチャレンジしては失敗しての連続でした。
しかしながら、結婚して所帯を持ったことで、将来の為に資産形成をしっかり考えないといけないとの思いから、今では失敗しない投資をするように変わりました。
これから投資を始めたいと思ってる方に向けて、失敗しない投資が出来るよう金融リテラシーが高まるような記事にできたらと思います。
最近やたら投資とか流行ってない?
実はここ2~3年ぐらい前からちょっとしたブームが来ています。特にコロナ渦でつみたてNISAの新規口座開設数が大きく増えている傾向にあるそうです。
また、年金だけに頼ってると将来の2000万円足りないとう金融庁から発表されました。いわゆる老後資金2000万円問題というやつもありました。
他にも、iDecoやつみたてNISAなどの愛称で政府お墨付きで非課税にもなる投資が浸透し、多くの人がiDecoやNISAで投資を始めてます。
引用元:ITメディアビジネスオンライン
つまり。これはもうブームに乗っかって投資を始めるしかないってことでしょう!
まだ危険だと思ってませんか?
投資をしたことない人にとっては、失敗する可能性のある危険なモノだというイメージをお持ちの方もいるかもしれません。
しかし、安心してほしい事実が2点あります。
1点目は、資本主義の世界が、「投資家が資本を投じることで利益を生み、その利益が投資家に還元される。」という事が前提の上に成り立っている仕組みです。そうでなければ資本主義が成立しません。
つまり、資本主義の中で生きている私たちにとって「投資をすれば儲かる」という言葉は、当たり前のこと言っているに過ぎないのです。
そして2点目は、世界経済は毎年約3~4%程度成長し続けているという事実です。
私たちが生きているこの世界は、常に経済的な成長を続けています。それは歴史的な視点で見ても、産業革命が起こり蒸気船が作られ、インターネットが発明され、スマフォが普及したりと、常に変化しながら発展を遂げています。
簡単な話、世界中で取引されている株券をすべて購入していれば、何も考えることなく誰だって毎年約3~4%の利益が出るという事になります。
とはいえ世界的な成長は時々、一時的に停滞することもあります。それが、リーマンショックやコロナショックです。しかしながら、長期的に見れば必ず克服しまた成長し始めます。
さすがに100年先も同様に世界経済が成長し続けているかどうかは分かりませんが、少なくとも20年~30年先でもこの世界的な経済成長は終わらないと多くの人が思っているし、私自身もそう感じています。
もちろん、投資の世界で絶対はありません。未来の事など容易く予想外なことが起こります。例えば宇宙人が攻めてくるとか、世界戦争が始まって世界中の主要都市が全て核攻撃で破壊されたりとか。そんなことがあれば経済成長は長期間にわたり停滞どころか衰退する恐れがあります。まぁ、そうなったらきっと投資どころではなくマッドマックス的な世界で、生き残りを賭けてサバイブしていかなければならない状態になっていると思いますけれども。
ズバリ投資ってどれぐらい儲かる?
たくさん儲かれば儲かるほど嬉しいのは誰もが思うところです。しかし投資で資産を増やすなら必ず知っておいてほしいのことがあります。それはだいたいどれぐらい儲かるかの相場感とリスクについてです。
相場を知らないと騙されます。私は何度も騙されました。あとは、ローリスクローリターン。ハイリスクハイリターン。とか一度は聞いたことありますよね。この概念もしっかり把握したいところです。
今回は、得られる年間の金利別にまとめました。
金利1%未満
定期預金とか、日本の国債などがここに入ります。ローリスクローリターンで、元本保証になっており、多くは増えないですが決して減ったりしない金融商品になります。現在、銀行の定期預金に100万円を預けると700年後に2倍になる計算です。2倍にするのに700年間待ってでもリスクの低い投資の方がいい方にはお勧めです。
ただし、リスクが低いだけでゼロではありません。それはインフレによる物価の上昇です。
例えば今、100万円で高級な腕時計が買えても、700年後には200万円あってもリンゴ1個しか買えなくなってる可能性があります。ま、700年後の未来なんて分かりませんけれども。
金利1~5%
このあたりから本格的な投資と言えます。一番メジャーなのが不動産投資で、平均でも3~5%の利益が出ます。私は不動産投資をしてませんので詳しくわかりませんが、ミドルリスクミドルリターンなどと言われております。
後は、新興国の定期預金もこのレベルです。例えばマレーシアの定期預金なら3.5%ほどの金利が付きます。
他にも、先ほど触れましたが、世界中で売買されている株券をすべて購入すれば3~4%ほど利益が出るので、ここのゾーンに入ります。考えるのが面倒でリスクも低めで投資がしたいならこのあたりを狙ってみてください。
金利5~7%
このあたりが富裕層が最も好むゾーンになります。株式投資と債権や不動産などを織り交ぜてリスクを分散させることで大幅な損失を避けながら金利5~7%を狙っていきます。
例えば、6割を株に、4割を債権に振り分けることで株で大きく損失が出たとき債権でカバーするようなイメージでしょうか。ちなみに、株と債権の割合は自分自身の手でコントロールできます。
もうすでに多くの資産をお持ちならこの運用が適しています。
金利7~10%
お待たせしました。私も含めそんなに多くの資産が無い人が狙うべき所です。金利7%となると100万円が10年でだいたい2倍になる計算です。
世界中で売買されている株券の中から勢いのある産業や地域に絞り込んで購入すればこの辺りが狙えます。
有名なヴァンガード社から出ているS&P500というファンドは過去20年の平均年利が9%程度です。ちなみに、このS&P500ってどんなファンドなのかと言いますと、米国の企業から誰もが名前の知っている大手企業や勢いのある産業の企業から選りすぐった500社の株価指数に連動するファンドになります。もっと砕けて言うと、アメリカの有名企業や勢いのある産業の会社500社の株を買うような感覚です。ちなみにこの中にGAFA(グーグル、Amazon、Facebook、アップル)だってもちろん入ってます。
S&P500はインデックスファンドと言われており、インデックスファンドの中には、世界株インデックスや新興国インデックスなど、エリアを絞ったファンドがあります。その幾つかのインデックスを組み混ぜて割合を調整することでリスクとリターンを調整できます。
また、100%株式で運用するとリーマンショックやコロナショックなど時折、一時的に損失が出たりします。そんな時こそ、今が買い時だと思えるメンタルが求められます。もしも、不安になるようでしたら金利は下がりますが債権を入れる事をお勧めします。
金利10%以上
金利10%を超えるとなると、ファンドだとプロが積極的に売買を行うアクティブファンドか、自ら銘柄を選んで売買をする株式投資になってきます。この辺りまで来ると素人が手を出していいレベルを超えてきます。
またFXやビットコインの売買などもこの中に入るでしょう。非常にリスクが高く初心者が長期間利益を出し続けるのは難しくなってきます。勉強程度や最悪無くなっても惜しくない金額で行ってください。
後は、ポンジスキームや詐欺の投資商品になりますのでより一層の注意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。現在私は、金利7~10%ぐらいになるような投資をiDecoや資産形成の変額保険など使って積立てたり、直接S&P500を買ったりしてます。
今回書いた内容は、私が最終的に行き着いた答えのようなものです。
実をいうと私の投資歴は意外と長く、二十歳から投資を始めてました。当時は分厚い四季報を読んで分かったような雰囲気を出しながらバイトで稼いだ数万円で株を購入してました。
あの頃はまだ数万円で購入できる株が少なく、次第にFXでレバレッジをかけて「デイトレードだ!」となっていきました。そんな中で、FXの売買予測ソフトを知り合いづたいに紹介され購入するもうまく行かなかったので、腹いせに自分で売買予測するシステムをExcelのマクロVBAを使って作ってました。
このシステムは試行錯誤して作ったものの最終的には、買った売ったを繰り返して、利益や損失を出しながら、ジワリジワリと負けていくものしか作れませんでしたが、この頃にプログラミングスキルが上がってフリーのSEになれたとポジティブに考えることはできそうです。
他にも、月利4%の投資話にすっかり騙され100万以上投資したが、わずか3ヶ月で消えて無くなった経験もあります。今思えば、月利4%なんて、年の金利に変換すると60%以上超えるような意味不明な金利になります。冷静に考えれば明らかにオカシイのは分かるのですが、当時は分かりませんでした。
それ以降はより堅実に行こうとして、年利12%のソーシャルレンディングに投資しましたが、こちらも100万円以上が消えてなくなりました。
私は紆余曲折あってたどり着いた王道の投資スタイルですが、年利7%なら、月10万円を28年という長期間の積立投資を行えば、1億円を超えることだって可能になります。
さぁ、恐れずに始めてみてはいかがでしょうか。ではまた!
コメント